自己破産した人その後の生活はどうなる?
世の中には借金を抱えて苦しんでいる方は多くいらっしゃるかと思われます。
借金の額によっては一生掛かっても払う事が不可能となっている場合もあります。
そんな方の多くは自己破産の手続きを行い、借金の返済をしなくても良い方法を取る方もおられます。
実はこの制度、借金が帳消しになるメリットだけではなく、多くのデメリットもあるのです。
そんな、自己破産後の生活のデメリットについて紹介いたします。
まず官報に乗ってしまう点です。
国が発行している官報という機関紙には、氏名・住所が記載され発行されてしまいます。
その為、自分としては内緒にしたくても自然と公開されてしまうのです。
官報を元に、闇金などが連絡をしてきたりもします。
次に、その後の生活で、数年間は借金する事が不可能になってしまう点です。
自己破産したら、その後ブラックリストに記載されてしまい、一定期間は借金をする事が出来なくなってしまいます。
長い方であれば10年程掛かってしまう事もあるので、再出発を望んでいる方にとっては自己資金で工面しなければならなくなてしまいます。
次に一部就職出来ない職業が発生する点です。
いくら再出発をしようと就職先を探しても、例えば弁護士など、就労出来ない職業も存在するのです。
それまでその仕事で働いてきた方にとっては大きなダメージへと繋がってしまいます。
手続きを行う際には、自己破産後のデメリットや、その後の生活についても、しっかりと把握して行う事が重要となってきます。
まずは、弁護士に相談してみましょう。
離婚が原因で自己破産した人その後の生活
自己破産した人というと、あまりいいイメージを持っていない人の方が多いかと思います。
当人が好き放題やった挙句借金を逃げた・・・とそういう印象を持っている人もいますが、それは違います。
実際に自己破産した女性の話を聞く機会がありましたが、その理由を聞いて考えさせられました。
彼女は1円も借金のない人だったのです。
理由は離婚でした。
どうしても離婚したい、でも夫婦というのは貯金だけでなく借金も共有財産とみなされるのですね。
夫の作った借金を半分背負わなくてはいけなかった、それでも離婚したかったという気持ちが強くて自己破産をしたのです。
どうでしょうか、自分のあずかり知らぬところで配偶者が勝手に借金を作り、「離婚するなら半分払ってね、よろしく!」とは何てひどい話でしょうか。
そして、今また別の知人も債務整理するか否かの一歩手前の人がいて、時々相談にのっています。
こちらは妻が勝手に買い物や旅行でクレジットローンを膨らませたのが原因です。
離婚も借金の返済もどちらも拒否して涼しい顔をしているらしく、何とも恐ろしい奥様の様子です。
私はこういう理由で自己破産を選ぶしかなかった人というのを知っているので、すべての人を同じ目で見て考えるのは違うと思います。
どうかひとくくりにして、偏見の目で見るということはしないでほしいと願っています。
会社を潰して自己破産した人その後の生活
自己破産だけはできません。
私のプライドが許さないのです。
でもこれ以上、会社を持ち直す事は無理だと言われました。
せっかく父から受け継いだ会社なのに、私の手でつぶすなんてできません。
だから何とか頑張っていきたいのです。
でもそれは無理だと言われました。
妹が、これ以上は頑張れないし、生活もできないから自己破産をしようとすすめられたのです。
ずっとその事には目をつむってきました。
何があってもそれだけは考えられないと思っていたのです。
でもなんとなくわかっているのです。
これしか道はないと思っているのです。
もう自己破産しか方法はないと思っているのです。
せっかく父から受け継いだ会社なのに、私は無知すぎてどうする事もできませんでした。
だからまわりの人も、どんどん離れていったのです。
わかっているのです。
でももう少し頑張りたいです。
親戚の叔父さんが今、私を助けてくれています。
なんとか会社を立て直す事ができないか、いろいろと考えてくれているのです。
だからもう少し待ってみようと思います。
妹には、その後の生活のこともあるから早いほうがいい、ここで諦めようと言われています。
でももう少しだけ頑張ってみたいのです。
もう少し私にできる事を、考えてみたいと思っているのです。